アートセラピーと呼吸法のコラボ企画第一弾 開催!

新型コロナウィルスに恐る恐る立ち向かい、うつらぬように・うつさぬようにココロが喜ぶことを
やり続けてます。

 

 

こんにちは!アートセラピストの コグレ マミ です。愛を込めたコミュニケーションを日々目指しています♪

 

アートセラピーと呼吸法の初コラボ企画

最近はアートセラピストとしてイベントに参加したり、ワークショップを開催したりであっちゃこっちゃに顔をだしています。そして今回は日本マイブレス協会の小山田 薫さんとタッグを組み、アートセラピーと呼吸法の初コラボ!いつもお世話になってる板橋区にある成増の Cafe & Gallery Patina でワークショップを開催しました。

 

呼吸法で自分をコントロールしてみる

まず前半は呼吸法のパートです。
4つの呼吸を行いました。

  1. ゆるめる呼吸
  2. 数える呼吸
  3. ツキの呼吸
  4. 声を出す呼吸

 

【ゆるめる呼吸】
まずは息を吸って、それから「あ”~」って声をだして息を吐く緩める呼吸。ただこれだけ(笑)。だけどね、たったこれだけのことなのに肩の力がイイ感じに抜けてホント緩むんです。

 

【数える呼吸】
今度は息を吐くことからスタートして、息を吐ききったら2秒くらい息を止める。そしてゆっくりと息を吐く。この一通りの流れで1。また息を吐いて、止めて、息を吸う。これで2。こんな風に呼吸だけに集中して数をかぞえます。マインドフルネスや座禅に近いイメージかな・・・

 

【ツキの呼吸】
ツキの呼吸は、月が段々と満ちるイメージを浮かべつつ、息を吐いて、止めて、息を吸う。満ちていくイメージと呼吸をリンクさせることがポイントです。

 

【声を出す呼吸】
そして最後に声を出す呼吸。声を出す呼吸はテキストを音読することにより深い呼吸を促すことが目的ですが、今回はかたいこと抜きにしてみんなでテキストを音読する。でね、この音読する文章が実にココロに染み渡る内容なんですよ。皆さんにも読んで頂きたくて、日本マイブレス協会さんのHPから抜粋させて頂きました。

 

呼吸の七曜日より

土曜日の呼吸

土曜日は、生命を育む土の一日
人は人によって磨かれ、
そして人によって育てられるんだよ。

 

人は食べ物だけで
生きていけるわけじゃないことは
知っているよね。
生きるためには「ココロの栄養」が
必要なんだ。

 

家族、友人、恋人、先生、先輩・・・
たくさんの人から
ココロの栄養をもらって、今の君がいる。
そして君からココロの栄養を
もらった人も多くいるはずだ。

 

君の存在は、
母なる大地のようなもの。
君がいるおかげで、
多くの人がココロの栄養を得て、
その生命を育んでいる。

 

あらゆる生命が
大地によって育まれているのに、
「大地さんありがとう」
なんて言ってもらえることは
ほとんどない。

 

それと一緒で、
あなたがココロの栄養を与えた人から
「あなたのおかげです」なんて
わざわざ言ってもらえないかもしれない。

 

でも、君がいるからこそ、
幸せに過ごしている人が必ずいる。
この世界のどこかに、
今日も君を必要としている人がいる。

 

かつて君が必要としていた
あの人のように、
今度は君が誰かに
無償の愛を提供しよう。

 

誰かを愛するのに、見返りなんて
なくたっていいじゃない。
なぜならこれまで十分に
愛されてきたのだから。

 

土曜日は、生命を育む土の一日

 

誰かに「ココロの栄養」を
プレゼントしてあげよう。

 

目の前の人の呼吸を見てみよう。
肩の動き、胸元の動きを見ると、
その人の呼吸のリズムが
見えてくるはずだ。

 

できることなら、
抱きしめてあげてもいい。
そうすれば、
全身でその人の呼吸を
感じることができる。

 

相手の呼吸のリズムが見えてきたら、
それに自分の呼吸のリズムを
合わせてみよう。
吐いて、吸って、吐いて、吸って・・・
息を合わせていこう。

 

リズムが合うと
だんだん相手がリラックスして、
何も語らなくても
ココロが通じ合っていくのが
わかるよね。

 

気の利いた言葉は
言えないかもしれない。
高価なプレゼントを
渡すこともできないかもしれない。
でも、ただ呼吸を合わせるだけでも、
相手のココロを満たすことは
できるんだよ。

 

土曜日は、生命を育む土の一日
ひとりぼっちで悲しくなっても、
君のココロを必要としている人は
必ずいるんだよ。

 

執筆: 日本マイブレス協会 代表理事 倉橋 竜哉

 

セルフツリーを描いてみよう!

さて、ワークショップも後半。ここからはいよいよアートセラピーのパートに入ります。バウムテストという心理テストがあるくらい、木は私たち自身を投影しやすいモチーフです。自分の素敵なところって自分自身じゃ自覚しにくいですよね。だから思い思いの木を描くことにより、素敵なところを見える化してもらいました。セルフツリーを通して自分自身を表現し、その木がどんなセルフツリーであるのか、たくさん話をしていただきましたよ~

 

 

Tさんのセルフツリー
このセルフツリーを中心にたくさんの動物が集まって、賑やかな声が聴こえてくる。みんなが笑顔でいられるのはこの木がそれぞれの居場所をつくっているからなのかな。

 

Hさんのセルフツリー
爽やかな風をも感じられるセルフツリー・・・葉と葉の間にはピンクや黄色が気持ちよく混ざり合っている。この木は心地良い空間をさらりと創り上げてしまうんだろうな、きっと。

 

Sさんのセルフツリー
この幹の太さを見て下さい!ゆるぎない安心感を感じる・・・人が両手を広げて「大丈夫!こっちへおいで!」って言ってるようにも見えませんか?それとも「ようこそ!」かな。

 

Aさんのセルフツリー
青い鳥が3羽とまっていて、根元には美しい花が咲き眩い光が差し込んでいる。このセルフツリーの傍に佇むと、幸せは身近なところにこそあるんだなって思える。

 

Mさんのセルフツリー
丁寧に色を重ねたこのセルフツリーはとても豊かな形をしている。緑の葉の内側には美しい花も咲いている。この花を見つけられるのは、この豊かな木を感じられる人の特権に思えてならない。

 

Yさんのセルフツリー
見ているだけで元気が湧いてくるセルフツリー!描いた本人曰く、真ん中の大きな木を羨ましがってる木なんだそうな。「羨ましがってる」って言葉とは裏腹に、それぞれが個性を出し合って笑ってる風にも感じられるんだなー♪

 

Aさんのセルフツリー
ただひたすらに上へ上へと真っすぐに成長を続けているセルフツリー。天にも届くような木なんだけど圧迫感はみじんもなく、むしろ優しさに溢れてるから何かを決意した時にそっと訪れたくなるような、そんな木。

 

Mさんのセルフツリー
枝を四方に伸ばしてもの凄いパワーを感じる。丁寧に丁寧に塗り込んだ幹は、自分というゆるがない軸を太くじっくりと育ててきた過程とリンクする。そして何よりたくましさと可愛らしさが共存するセルフツリー。

 

Nさんのセルフツリー
こんなに自由なセルフツリーは見たことない。くるくると曲がりながらも上へと伸びて可憐な白い花を咲かせている。曲がって伸びていくのは非効率?いやいや、それこそがオリジナリティ溢れる自分の道そのもの。

 

 

この感想はあくまでも私の感想。ワークショップでは皆さんがそれぞれのセルフツリーについて感じたことを自然に言い合ってくださいました。はじめましての方同士だと、その人の良い所なんてすぐには言い合えません。ところがセルフツリーで表現するだけでそれぞれの素敵なところを伝え合える不思議!?これこそがアートセラピーの醍醐味です。

 

 

そしてお気づきの方もいるかと思いますが、セルフツリーは画用紙に描いていません。画用紙に木を描いてもらっても良かったのですが、それだとどこかにしまわれがちなので、エコバッグにセルフツリーを描いてもらいました。自分らしさや素敵な自分を常に感じて持ち歩いて欲しかったので、エコバックに描いてもらったという訳です。っていうことで、みなさーん!しまわないで使ってくださいねー!!

 

そして全員で記念撮影♪自分よりも皆さんの素敵な笑顔を優先した結果、クラス写真に欠席した人風の出来上がりになってしまいました(笑)

 

最近は拠点を東京の成増にあるカフェCafe & Gallery Patinaに移してアートセラピーや箱庭セラピーのセッションを行っています。やってみたい、楽しそう!と少しでもピン!ときましたら、お気楽にお問合せボタンからご連絡くださいね。お問い合わせはコチラから♪

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。今日も素敵な一日を! コグレ マミ♪