自分軸で答えを生み出すチカラ、それがアート思考!

いつまで続くのだろうと思っていた暑さもひと段落し、季節は秋へと移り変わってきましたね♪久しぶりの投稿となりましたが、皆さまいかがお過ごしですか?私はこの4連休、大阪のとある場所にお邪魔してきました。

 

 

 

 

こんにちは!アートセラピストの コグレ マミ です。自分の才能やスキなことを発掘して育んでいけるようにアートセラピーでサポートしながら、日常にセラピーを取り入れた暮らしを提案しています♪

※治療的観点ではなく癒しという捉え方で、「セラピー」という表現をしています

 

 

 

 

問:子どもに習い事をさせたい理由は何ですか?

  • 子ども自身が〇〇を習いたいと言っている
  • 子どもの好きなことや得意なことを増やしたい
  • 習い事が学校の授業に役立って欲しいから
  • なんとなく、まわりのお友達が習い事をはじめたから
  • 習い事をしないと、お友達に後れを取ってしまうから

 

こんな感じでしょうか?

 

私も子どもの頃、習い事を3つ習っていました。当時、母に私の習い事を決めた決定的な理由を聞いていませんが、私の兄の同級生のお母さんが英語や公文式を教えていたので、そのお付合いの延長で私たち兄妹に習い事をさせていたように記憶しています。

 

どんな習い事をしたいか希望を言うのは子ども自身かも知れませんし、お母さまが子どもの頃に習ってみたかったものを子どもに託すのかも知れません。いずれにせよ習い事を決めるのは親になります。そして習い事には当然お金がかかります。習い事を2つ3つ掛け持ちするとなれば、毎月結構な出費になるご家庭もあるのではないでしょうか。せっかくお金をかけるんですから、子どもの才能を伸ばしたり体力や思考力のアップに繋げたいですよね。そしてさらに付け加えるとしたら、学校の成績もやっぱり気になるところ。

 

2020年から施行された新学習指導要領では、「主体的・対話的で深い学び」を提唱しており、大学入試はこれまでのような学力試験一辺倒ではなくなり、多面的な評価への改革が掲げられています。そして子どもたちの将来の幸せは、学校での教育を終えた後にどのようなキャリアを形成できるかで大きく変わってきます。そんな中、これからはAIがどんどん加速していき、様々な仕事がAIに取って代わられてしまう時代に突入すると言われています。

 

 

AIと共に生きる道、その鍵がアート思考!

「(前略)AIっていうのは与えられたゴールに向かって最速で解決していくものなんですけど、AIってゴールを設定できなくて、誰かが課題やゴールを与えてあげなくちゃいけないんですよ。だから、どんな課題や問題があるのかということを考えられる人にならなきゃいけないんです。何が良いのか・悪いのかって時代によって基準が違うんですけど、AIって過去の基準でしか決めつけることできないんですよ。今後は、AIが出来ない、何が良くて何が悪いかの判断・そして問題提起ができるようにならなきゃいけないと思います。」

※出典:【STEAM-JAPAN 巻頭インタビュー】 アーティスト・スプツニ子!氏 『未来を切り拓くための、クリエイティビティ』

 

いまの時代、グローバル化が進み世界の多様性を受け入れざるを得なくなった結果、それまでの正解が通用しないし、予測できない。ましてや、みんなが合意しているような価値観を期待することはできません。世界は縮まると同時にどんどん複雑な社会になってきているんです。そんな中、頼れるのは自分の内面と向きあい、自分軸で正解を生み出していくチカラ。AIが導き出す過去の基準からの答えではなく、自分なりの視点で物事を見つめ、自分なりの答えを導き出し、それによってまた新たな問いを生み出すアート的なものの考え方=アート思考が世界で注目され始めています。

 

 

コロの健康を考える

ラトルチャは、子どもとおとなの垣根を超えてノビノビと愉しみながら、人間にしかできない想像力・共感力・問題解決能力など、アート思考で生み出すアトリエです。そして忘れてはいけない最も大切なこと。それは、子どもたちが学びに向かう活力の源、ココロの健康です。ココロの健康とは、いつも明るく元気でいなくてはならないということではありません。

 

人の気持ちはお天気のように変わりやすく、晴れの日もあれば雨の日もある。時には雷が落ちたり、嵐がやってくることもあります。ありのままの自分を認めて受け入れて、こんな時もあるさと自分自身を愛することができ、大気が地球全体で循環しているように、ココロに太陽がまた顔を覗かせる。それがココロが健康である状態です。

 

そしてココロが健康であるには、自由な遊びが必要です。遊びの研究の第一人者である精神科医、スチュアート・ブラウン博士は、ただ遊ぶことの重要性を指摘しています。自由な遊びは感情を整え、思い通りに行かないときにも必要以上に苛立ったりせず、まわりの人の話に耳を傾け、前向きな気持ちになれるといった自己肯定感の土台となります。お絵かきで自由に遊び、表現することは、アート思考とココロの健康を育むのにとても最適なんです。ラトルチャは、まさにそんなアート教室!

 

 

 

 

同じようにアート思考とココロの健康を大切に活動している教室があるかどうか調べたところ、大阪の北摂地域にそのようなアトリエがあることを知りました。アトリエの理念が素晴らしく、私自身も深く共鳴したため、今回お願いしてお邪魔させていただくことになりました♪

 

 

分のやりたいことを自ら考え行動できる子に!

今回訪れたのが、大阪の北摂地域にある、自由創作アトリエ「はらっぱ」です。まずは代表の桑原 のんさんと記念撮影♪優しい気持ちが前面に溢れているのんさん。眩しいばかりのこの美しい笑顔!ステキでしょ?

 

 

アトリエはらっぱでは、自分のやりたいことを自ら考え行動できる子に!ということで、「ここをこうしたら?」というような指導はしていません。色々な画材を用意して自由に使って、自分が作りたいものは自分で工夫してつくる。だけど決してほったらかしではありません。のんさんは、「こんな風にすると、こんな模様ができるよ」とさり気なく、こんなやり方もあると気づかせます。そのやり方を採用するかしないかは、あくまでも子どもたちの自由。

 

 

今回のアート教室のテーマは
「さかな釣りゲーム」
まずはおさかなをつくります♪

型でウロコ模様をつけたものの
マジックで描きたくなりました

 

 

ハイ!いっちょ上がり~!

 

 

そしてお教室のメンバー全体で何をやるか決めなくてはならない時は、全員で話し合って決めています。小さい子も大きい子もみんなそれぞれ意見を出し合います。話し合いがまとまりそうもない時は、のんさんが交通整理をして手助けします。

 

はらっぱの子どもたちは、お互いがお互いのことを尊重し合い、楽しくお話をしながら自分のやりたい創作活動を進めていくんです。そしてものづくりモードに突入すると、集中スイッチがONされてアトリエ内は静かになります。ココロを開放する、集中する、開放する、集中する・・・その繰り返し。メリハリが効いているので、集中力や思考力も高まるんですね。

 

わらわらと作業開始です

 

 

およげたいやきくんを聴いてイメージを膨らませ
自分のつくりたいおさかなを仕上げます

 

 

釣り堀にさかなが出そろいました♪
※あしがかわいいね(^_^)

 

 

今回のテーマは「さかな釣りゲーム」
だから、
ゲームをしてはじめて完成です!

 

 

 

 

 

 

はらっぱのみんな、のんさん!受け入れてくださってありがとうございます!こんなステキなアトリエを千葉にも東京にもつくっていきますね!これからラトルチャは良いと思うものをたくさん取り入れて、どんどん進化発展させていきます。みなさま、どうぞご期待ください!

 

 

アート思考を育てるアート教室は全国的にみてもとても少なく、千葉県内では市川市・浦安市・船橋市でラトルチャだけです。絵を描いてみたいけど何を描いて良いのか分からない方や、おとなになっても役に立つお子さまの習い事をお探しのお母さま、ぜひぜひこの機会にアートセラピストが指導するアート教室を体験してみませんか?楽しいこと間違いなしです♪皆さまのお越しを心よりお待ちしております!お問い合わせはコチラまで♪

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。今日も素敵な一日を! コグレ マミ♪