受け入れる言葉の判断基準

こんにちは!アートセラピストの コグレ マミ です。自分の才能やスキなことを発掘して育んでいけるように、アートセラピーでサポートしています。

 

きあうべきか、距離を置くべきか

一緒にいて心地良い人とそうでない人がいますよね。心地が良い人とは、特に問題なくそのままおつきあいが続くことでしょう。一方で心地が悪い人とは・・・つきあい方を考えてしまいますよね。そしてつきあい自体に迷ってしまう。苦手な人とと無理につきあわなくてもいい。ただやっかいなのは、苦手や嫌いとまではいかなくても、居心地が悪く感じるというのは色んな場面で出てくるわけで。例えば、ママ友、学校関係(先生方)、会社、ご近所さん、友だち、そして家族とのつきあい。

居心地が悪くなるきっかけはそれぞれだけど、言葉にひっかかったり、相手の表情が曇ったり、自分の中に違和感を感じると居心地も悪くなる。もちろん自分にとって耳障りの良い言葉ばかりを身にまとうと、違う意見に聞く耳を持てなくなってしまう。むしろ耳の痛いことの方が自分を成長させる言葉となる。だけど、ちょっと待って!耳の痛いことを言ってくるその人は、本当にあなたのことを思って言っているのか、それとも自分の考え(成功体験)をあたなにそっくりそのまま当てはめたいからなのかも知れません。ご本人はきっと、あなたの為を考えて伝えているんだと思うんです。そしてその言葉を受けて最初のうちは、「そうか、そうだよね。苦手だから今まで後回しにしてたけど、ちょっと頑張らないとね」と素直に受け入れることが出来るでしょう。しかし、その頑張りや過程を承認されずに繰返し同じことを言われ続けると「あれ?私、頑張ってるけど、これじゃ足りないの?」とだんだん自己肯定感が下がってしまいます。そして最初は受け入れられた言葉も反発する言葉へと変化して、ココロにだんだんとブロックができてしまう。そして迷いが生じるわけです。この人とこのまま付きあうべきか、距離を置くべきか。

 

し方から探る相手の本音

そもそもあなたとその人とは、信頼関係があっての言葉だったんでしょうか。時として、相手の本意を汲み取ることはとても難しい。だったら言葉そのものではなく、あなたへの話し方で、もしかしたら相手自身も気付いていない本音の部分を考えてみましょう。

 

  1. あなたのことを尊重しているか
  2. あなたへの共感の言葉があるか
  3. あなたの話をしっかりと聴いているか

 

抑えるポイントは、たったのこれだけ。これらが感じられないと、本人にはその自覚はありませんが、自分の型にあなたをはめようとしているだけかも知れません。でもね、これって実は、私たち自身もついついやってしまいがちなことなんです。相手のことを尊重せずに自分の話ばかりをして共感もせず、自分が経験して良かったことこそが最善のようにアドバイスをしてしまう。つまり、相手のことを想い良かれと思えば思うほど、どんどん言葉は熱を帯び、いつしか自分の価値観を押し付けることになってしまう。この価値観の押し付けこそが、居心地の悪さを感じてしまう原因そのものです。

 

頼関係を深める想いの伝え方

では、価値観を押し付けるつもりはないという時は、どんな伝え方をすればいいのでしょうか?それは先にあげた、1~3を意識して伝えれば、同じことを伝えても価値観の押し付けには感じません。不思議ですよね。私たちはじっくり話を聴いてもらったり共感してもらうだけで、相手の話に耳を傾けることが出来るんです。そしてこのようなコミュニケーションをとることによって信頼関係が深まり、自分の話や想いをより聞いてもらえることになります。

 

け入れる判断基準

価値観を押し付けるだけの人なのか、それとも信頼関係を築いていきたいと思っている人なのか。話し方ひとつで、人づきあいの分かれ道に立たされます。しかしこの両者(価値観を押し付けてくる感じのAさんと信頼関係を築いていきたいと思っているBさん)から同じことを言われたとして、Bさんから言われたのなら受け入れられる・・・だとしたら、その言葉は受け入れる価値が十分にあります。受け入れられないのはあくまでもAさんなのであって、言葉自体はその時の自分の成長に必要な言葉なんだと、Bさんを通して自分の内にある最高の自分は教えてくれる・・・

 

こんな風に自分の中のモヤモヤをひとつづつほどいていくことも、ラトルチャで行うワークです。いつでも答えは自分の中にあります。ただ、色んな経験が折り重なって邪魔をして、自分の中の答えを見つけにくくしているだけかも知れません。わたしはこんな性格だから・・・とか、それは今までの経験からくる単なるクセ。アートセラピーでゆっくりだけれど着実に、自分なりの答えを一緒にみつけてみませんか?アートセラピストは一緒に歩く伴走者です。←走らないけど(笑)少しでも気になった方はお問い合わせボタンよりお気楽にお問合せくださいね♪

最後まで読んでくださり、ありがとうございました! コグレ マミ